お知らせ

「人の夢を形にする仕事」

こんにちは!

今回は学校説明会でのお話をさせていただきたいと思います。

実は学校様へお招きいただきまして、施工管理という仕事の内容を説明しに行く機会があります。

その際は熱心に聞いてくださる方々も多く、私たちも未来ある若者に少しでも施工管理という仕事のやり甲斐や素晴らしさが伝わるよう、誠心誠意向き合ってお話をさせていただいています。

その中でこういった質問がされることがあります。

建築の花形が設計士という話は聞いたことがあるけれど、施工管理士はあまり聞いたことがないということです。
たしかに、依頼主から「こういった設計にしたい」「こういった材質の部屋にしたい」というこだわりや夢を元に、自身の知識や経験をデザインに落とし込み理想とする像へ華を添えていく設計士の仕事は花形といえる仕事だと思います。

しかし、施工管理士はその華のある夢のようなデザインを、この世に人が生活できる形で誕生させるのに欠かせない仕事です。

ズバリ!施工管理士の仕事は

「現場をしっかり管理するリーダー」です!


学校で言えば学級委員長…ではなく生徒会長!でもなく「校長先生」です!!!

私たちの仕事はまず、デザインをこの世界で形にするにはどうすればよいのかを考えるところから始まります。

デザインを受け取り、土地に対して建物の広さや強度に問題がないのかを計算し、地盤の調査などを得て、重機が入れるのか、建築するのに何が必要か、建築業者に工期や認識の不足はないか、建築材料の調達は滞りなく進んでいるのか、水道や電気はどこから引くのか、進捗に遅れはないのかなど、様々な工程をくまなく管理していく仕事です。

そして完成後も10年、20年、30年と、安全で安心して過ごせる建物を責任をもって作り上げる。そういった仕事になります。

ただその責任と権限の重さから、一人前の施工管理士になるには、難しい資格の修得が必要です。

加えて、依頼者や設計士とのやり取りだけでなく、現場で働く職人の方達と円滑なコミュニケーションをしっかりとりらなくてはなりません。

また事故や工期の遅れなどの現場で問題が起きた際には、頭を下げるだけではなく、解決方法を素早く提示し、瞬時に物事を進めていく柔軟さや段取り力も必要になります。

簡単にこなせない仕事ですが、だからこそ

建物が完成したときの達成感は何物にも代えがたいものです。

なので、「建築の花形が設計士」ならば、「人の夢を形にする仕事が施工管理士だ」と、私たちは自信をもって断言することができます。